東京に点在する美術館、博物館、工芸館ほか、文化や自然科学、芸術を観たり、学んだりできるスポットを
実際に訪問取材して、ご紹介するコーナーです。

東京のミュージアムガイド
東京のミュージアムガイド
多摩エリア 23区エリア 美術館 博物館・その他 公園・庭園

 

原美術館
HARA MUSEUM of CONTEMPORARY ART

TEL:03-3445-0651

原美術館

スポットデータ
SPOT DATA

名称 原美術館
住所 〒140-0001
東京都品川区北品川4-7-25
TEL 03-3445-0651
FAX 03-3473-0104
開館時間 11:00〜17:00、水曜(祝日は除く)〜20:00(最終入館は各30分前)
入館料 一般1100円、大高700円、小中生500円
※原美術館メンバーは入場無料、学期中の土曜は小中高生の入館無料、20名以上の団体は各100円引
休館日 月曜(祝日の場合は開館、翌日休館)、展示替え期間、年末年始
公式HP http://www.haramuseum.or.jp/
その他  
 
大きな地図で見る

ページトップへ

東京・品川から“新しい価値の創造”を続ける美術館


「ピピロッティ リスト:からから」の展示風景/「ダイヤモンドの丘の無垢な林檎の木」2003年 撮影:米倉裕貴

アール・デコ調の建物に現代アート作品が揃う

品川駅から程近い閑静な住宅街に佇む「原美術館」。建物は、東京国立美術館や銀座の和光ビル(旧服部時計店)の設計を手がけた渡辺仁によるもので、1938年に完成しました。戦後の動乱の中、一時的にGHQに接収された後、取り壊される事に決まりましたが頑丈なレンガ造りだったため計画を断念。奇跡的に現在までその姿を残しています。元々のアール・デコ調の雰囲気を生かして改装された館内には、館長の原俊夫さんが財団を設立し、収集をした現代美術作品を展示。ジャン=ピエール レイノーなど海外の巨匠から、イサム ノグチ、奈良美智など国内でもお馴染みの芸術家の作品を常設するほか、話題の芸術家の企画展も随時行われます。


なりたち

1979年、当時としてはまだ珍しかった現代アート専門の美術館として開館。館長の原俊夫さんは、曽祖父に明治・大正を代表する実業家の原六郎、祖父に日本航空の会長などを歴任した原邦造をもつ家系の4代目です。現代美術に関心を持ち始めたのは、海外でのアートを愛する人々との出会いから。そして、この美術館の開館にあたっては自ら作家や美術関係者と交流し、一点一点作品を選び、コレクションを形成。また、若手芸術家への支援などに取り組んできました。このようにして築かれた美術館ですが、開館当初は1日数名しか来館しない日も珍しくなかったそうです。それから20年以上が経過した現在では、海外の美術館や美術機関と交流・協力をしながら、独自の企画を発信する美術館となりました。



門手前の足元に掘られた彫刻は、入館前にチェック

入口

受付前のスペースでも幾つかの作品が楽しめます。建物に向かって、一番左側にあるのが飯田善國による「風の息吹き」という作品。周囲の景色を映しこんだ羽が、自然の風に合わせて動き出す仕組みです。ゆっくり時間をかけて見ていると、さまざまな表情を見せてくれます。入場前は急いで建物に入らず、エントランスにある作品たちを眺めてみてはいかがでしょうか?


風の動きに合わせて動き出します/飯田善國「風の息吹き」1980年

作品に映りこんだ景色が歪んで見えます/多田美波「明暗No.2」1980年

屋内展示

館内の展示は企画展が中心ですが、所々に常設の展示物もあります。森村泰昌の「輪舞」は、自身をかたどった人形と洋式トイレとを合体させた作品です。また、恐らくGHQに接収されていた時か大使公邸として使用されていた時に貼られた紙「This water is unfit for drinking.」から名付けられた受けた作品、須田悦弘の「此レハ飲水ニ非ズ」などがあります。


ピンクの服を着た森村氏が訪れる人をダンスに誘っています/
森村泰昌「輪舞」1994年 撮影:米倉裕貴

配管に絡まる花は木彫で作られています/須田悦弘「此レハ飲水ニ非ズ」2001年

点滅する1-99の数字の中には「0」は出てこない仕組み/宮島達男「時の連鎖」1989-1994年

お風呂にあるタイルという身近な材料を使った作品/ジャン=ピエール レイノー「ゼロの空間」1981年


散らかったままのクレヨンなど細かな部分までリアルに表現/奈良美智
制作協力:graf「My Drawig Room」2004年

奈良美智

人気アーティスト・奈良美智が大阪のクリエイティブ集団grafとともに作り上げた空間。奈良氏のアトリエを再現し、壁や机にはドローイングやレトロな雑貨が飾られています。画集や平面作品と展示、絵画展示などとは違った角度から、“奈良美智ワールド”を楽しめる作品です。


屋外展示

芝生の敷かれた中庭には、常設展示物が6つあります。中には、イサム ノグチによる「物見台」やソル ルウィットの「不完全な立方体」など、角度によって表情を変える作品が多いのも特徴。天気のいい日には庭の散策とともに、ゆったりと観賞を楽しみたいコーナーです。


角度や位置によって全く見え方が異なる/ソル ルウィット
「不完全な立方体」1971年

1984年8月31日のニューヨークタイムスをモチーフにした焼き物の作品/三島喜美代
「Newspaper-84-E」1984年
想像力をかき立てるカタチをした作品/イサム ノグチ
「物見台」1959-81年

タイルには幻覚作用のある草花やキノコが描かれている/アドリアナ ヴァレジョン
「空想の万能薬」2007年(一部)

黒い石とガラスを組み合わせて作られた作品/ダニエル ポムロール
「自分に満足しない私」1982年

元々は無関係な石と鉄板だが、芝生の上では馴染んで見える/李禹煥
「関係項」1991年


カフェの椅子にはフィリップ・スタルクに
よるデザインのものを使用

カフェ&ミュージアムショップ

作品が飾られた芝生の庭に面した「カフェ ダール」では、お茶や軽食を楽しめます。ガラス越しに作品を眺めつつ、ゆったりした時間を過ごすのがおすすめです。また、入口の近くには「ザ・ミュージアムショップ」があります。オリジナルグッズはもちろん、独自の目線でセレクトされたグッズも充実した品揃えです。ほかではめったに手に入らないアイテムも多く、宝探し気分を味わうことができます。
オンラインショップ(http://www.haramuseum.or.jp/shop/)があるので、行く前にチェックするのも。


奈良美智のドローイングが描かれたTシャツは2940円

さまざまなジャンルの商品がセレクトされている

オランダのデザイナーである、サミラ・ブーンがデザインした「FUROSHIKI SHIKI」シリーズ

個人宅にお邪魔したかのような、アットホームな雰囲気なので、リラックスした状態で作品を楽しむことができました。
受付のすぐ横に美術館の収蔵物が飾られているのですが、私が訪れた時には草間彌生さんの“かぼちゃ”がありました。展示会ごとに展示替えをするようなので、何度も足を運んでいるという方もチェックをしてください!
Writer by 廣瀬 瞳

ページトップへ

     

    

 


         
 
 
 
 携帯メール配信でお店のファン作りをする       低料金できれいなデザインのホームページ制作
 
ぽかなび(日帰り湯)グルメ(飲食)ビューティー(美容)ショップミュージアムウォーキング蔵元めぐり(地酒)
初詣神社寺梅園梅祭り桜お花見アウトドアバーベキュー花火プール紅葉イルミネーションクーポン
エリアガイドTOPイベント情報 メルマガ登録会社概要広告出稿プライバシーポリシー
タチカワオンラインTOPサイトマップ
Copyright (C) Tachikawa Online. All Rights Reserved.