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三鷹市

museum/多摩武蔵野から行くミュージアムガイド
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「中近東文化センター付属
博物館」

〒181-0015 
東京都三鷹市大沢3-10-31
TEL:0422(32)7111

ホームページ:
http://www.meccj.or.jp/

開館時間:
10:00〜17:00※入館は16:30まで
休館日: 月・木曜日
(祝日は開館、振替休日なし)

入館料:
一般1000円、高大学生500円、
65才以上500円、中学生以下は無料
三鷹市・武蔵野市市民 500円
中近東文化センター付属博物館
©中近東文化センター付属博物館  
 
はるか遠い時代と国、中近東の世界を知ることができる
 
「シルクロードや古代文化、ロマンあふれる長い時代を紹介する」

エジプト、トルコ、イランといった、地中海と黒海に挟まれた中近東の国々。これらの地域の文明や文化は、旧・新石器時代からさかのぼることができます。そしてアジアとヨーロッパをつないだシルクロードの重要な拠点として、文化的交流も盛んになっていきます。こうした中近東の文化をいまに伝えるのが、中近東文化センター付属博物館です。
 
なりたち
考古学が専門の三笠宮崇仁親王殿下のご発意のもと、中近東の文化を伝えるために出光興産の協力で、1979年10月に開館した中近東文化センター。中近東(near middle east)とは、パキスタン、アフガニスタン、イラン、イラク、シリア、ヨルダン、エジプト、トルコ、ギリシャ、バルカン半島を指します。また、新石器時代からオスマン・トルコ時代までの幅広い時代を扱っています。以前は専門家向けの展示を行っていましたが、2〜3年前から一般の方向けの展示内容を行うようになりました。春と秋の企画展、夏は子供向けの展示と趣向を凝らした内容で、中近東の歴史と文化を分かりやすく伝えています。
 
建物
JR中央線武蔵境駅からバスで10分弱、三鷹駅からだとバスで15分ほどの「西野」。この停留所から5分ほど歩くと、ルーテル学院大学の隣にあるのが、中近東文化センター。最高裁判所庁舎、警視庁本部庁舎、函館ヒストリープラザ、などを設計した建築界の重鎮、岡田新一氏が設計した中近東文化センターは、古代メソポタミアの神殿をイメージした建築物です。この一角にある中近東文化センター付属博物館は、タイルが貼られた入口の壁、季節の草花が咲いている中庭など、展示室以外にもこだわりを見せています。
 
常設展示
幅広い時代や国のものを扱う中近東文化センター付属博物館ですが、「海のシルクロード」などいくつかの研究テーマに沿って作品を収集、ときどき展示替えをしながら見ることが出来ます。
 
   
入口近くの常設展示室は、さまざまな国ごとに時代の流れとあわせて作り出された陶器やガラス、装飾具などを見ることができます。文字についての展示ゾーンには、いくつかの資料があります。
     

(写真左)
「ロゼッタストーン」と呼ばれるこの石には、上段は象形文字、中段は民衆文字、下段はギリシア文字、と3段に分かれてそれぞれ違う文字が刻まれています。

(写真右)
象牙製飾り板
ニムルード(イラク)
前9〜8世紀 高さ11.4cm
 
鳥文四耳壺
エジプト
ナカダII期(前4千年期)
高さ24.2cm
色絵人物文タイル
イラン 17〜18世紀
11.5×13.0cm
白釉藍彩パルメット文鉢
イラク又はイラン
9〜10世紀
口径21.5cm
 
企画展示室の奥にある出光美術館名品選の部屋では、日本、中国、朝鮮などの陶磁器などで知られる出光コレクションの中から展示されています。
たとえばこれは、イランに向けて輸出された中国の陶磁器で、底部にアラビア文字が書かれています。ヨーロッパを結ぶイスラームの文化のつながりを見ることができます。
 
企画展
中近東文化センター付属博物館は、中近東地域の文化を研究している中近東文化センターの一施設です。いくつかのテーマをもとに研究員が日ごろ研究している内容をわかりやすく、展示という形で紹介している場です。春と秋の企画展示にくわえ、夏は子供向けの展覧会を開催しています。2006年春の展示は布をテーマにした内容で、糸、染め方、刺繍、織りなどさまざまな見方ができるよう工夫された展示方法がなされています。より理解を深めることができるよう、展示解説や講演会、ワークショップなども頻繁に行われています。

 
市民ギャラリーと喫茶室LOTUSCAFE
一番奥には「市民ギャラリー」があります。三鷹市および武蔵野市の市民で活動している方々の展示を行っています。企画展示の内容に沿ったグループによる展示 となっています。

 


また、喫茶室LOTUSCAFEも併設。
金・土曜のみ営業ですが、展覧会のあとの語らいにいかがでしょうか。

 
ミュージアムショップ
過去に開催された展覧会のカタログだけでなく、オリジナルグッズや研究員が調査の際に現地で購入したアクセサリーなどが並びます。

 
特色
三鷹市・武蔵野市民であれば、一般800円の入館料が100円になるのはうれしいところ。アジアとヨーロッパのつながりを、実際見て知るという歓びと同時に、果てしないロマンに触れることのできる格好の場です。少し不便な場所ですが、一人でも多くの方に中近東の文化の奥深さを知ってもらおう、と活動を続けています。
 



-----------→探訪後記
少し不便な場所にありますが、エジプト、トルコ、イランといった中近東の国々や、古代や中世の時代に興味を持っている人にはぜひオススメ!もちろん知らない人でも、アジアとヨーロッパの文化をつなぐ大事なエリアの品々の中に、見たことがあるデザインや形のものがあって、不思議な感じになりますよ!
     
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