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調布市

museum/多摩武蔵野から行くミュージアムガイド
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「武者小路実篤記念館」
〒182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
TEL:03(3326)0648

ホームページ:
http://www.mushakoji.org/

開館時間:
9:00〜17:00
(閲覧室は10:00〜16:00)

休館日:月、年末年始
※この他、展示室、閲覧室の休室日あり

入館料:
一般 200円 小中学生100円

武者小路実篤記念館
 
小説、絵、書、武者小路実篤の才能と交流を知る記念館
 
「一個人の資料館、とはいえ、膨大な資料がそろう」

武者小路実篤が90歳で亡くなるまで20年間住んだ、調布にあるつつじヶ丘駅と仙川駅の中間に位置する地。
小説家として知られる実篤は、絵や書もたしなみ、画家や彫刻家など多くの文化人とも交流を持ちました。
亡くなってから遺族から受けた寄贈だけでなく、全国から実篤の著作や手紙など資料が集まり、個人の記念館とはいえ膨大な資料がそろっています。
 
武者小路実篤とは
武者小路実篤(むしゃこうじ さねあつ/1885〜1976年)

明治43年に友人・志賀直哉らと雑誌『白樺』を創刊し、以後、60年余にわたって文学活動を続ける。小説「おめでたき人」「友情」「愛と死」「真理先生」、戯曲「その妹」「ある青年の夢」などの代表作、また多くの人生論を著したことで知られ、一貫して人生の賛美、人間愛を語り続けた。

大正7年には「新しき村」を創設。理想社会の実現に向けて、実践活動にも取り組む。また、『白樺』では美術館建設を計画し、昭和11年の欧米旅行では各地の美術館を訪ねるなど、美術にも関心が深く、多く評論を著しています。
自らも40歳頃から絵筆をとり、人々に親しまれている独特の画風で、多くの作品を描く。
実篤はその生涯を通じて、文学はもとより、美術、演劇、思想と幅広い分野で活動した。

 
 
−武者小路実篤作品の数々(提供:調布市武者小路実篤記念館) *画像の無断複写・転載を禁止します
 
雑誌『白樺』創刊号表紙 
明治43年4月
(小説)『友情』初版本表紙 
大正9年4月 以文社
『人生論』初版本表紙 
昭和13年11月 岩波書店
(小説)『愛と死』初版本表紙 
昭和14年9月青年書房
       
「野菜図」 1973年 「バラ 共に咲く喜び」 野菜図「君は君」 「この道」 1967年
     
 
なりたち
隣り合った敷地にある、実篤公園と武者小路実篤記念館。
実篤公園にいまも残る邸宅が、武者小路実篤が昭和30年から、亡くなった昭和51年まで暮らしていた場所でした。
最初は遺族から記念として調布市に寄贈され、邸宅と庭を整備して実篤公園として公開されたのが、昭和53年のこと。
実篤が書いた小説や描いた絵画、収集していた美術品、手紙といった遺された資料展示のため、実篤公園の外側にあった民間地を買い取り、昭和60年に現在の記念館が作られました。
その後、小説家である実篤の本を読む場所が必要、と平成6年に閲覧室と収蔵庫を備えた資料館を増築しました。
 
展示室
テーマによって、年8回(5週ごと)の展示が行われています。
文学中心かと思いがちですが、実篤の活動が多岐にわたっているため、内容も多種多様。
実篤の著作、書画に関係するもの、実篤がコレクションしていた美術品や実篤の本の紹介、白樺派や白樺派と関係していたロダンの展示、夏休みには実篤の入門講座など、切り口も中身も幅広いのです!
写真や年表のパネルで、実篤の人となりを知ることもできます。
大きくない展示室なので、無理せず見られるところもいいですね。
 
 
収蔵品
実篤の活動は、まず小説家として知られていることでしょう。
建物が作られた昭和60年、1000冊ほどしかなかった本も、今ではだいたい2万6000冊を超え、遺された執筆原稿も236点を収蔵しています。
また、実篤は絵も描き、340点の作品を収蔵しています。
手紙は1200点、実篤のスナップ写真などの写真は1万点以上、と膨大な資料があります。
これらの資料は、情報提供システムで調べることができます。
 
閲覧室
約1000冊の本が並ぶ閲覧室。
「友情」などの誰でも知っている小説だけでなく、実篤が書き直しをしている子供向けの童話から実篤を分析した研究書まで、これもまたいろいろな本が並んでいます。 もし読みたいけどここに並んでいない、という時には、地下にある収蔵庫から取り出してもらって閲覧することもできます。
 
ワークショップ
実篤の活動が多種多様だったように、記念館で開かれているワークショップもさまざまなものが行われています。
実篤が書いたような墨を使って書と絵を描く講座、実篤の小説や脚本を紹介する講座といったものから、記念館の中庭で実った梅を使う梅ジャム作りの講座、ハードカバーの本を作る講座などが開かれています。 館内には講座で作られた作品も飾られています。 調布市民に限らず申し込みができます。
詳しくはこちら→http://www.mushakoji.org/schedule_kouza.html
 
中庭と休憩室
本館と閲覧室をつなぐ廊下からは中庭が見られます。
ベンチが置かれた休憩室からも中庭が臨めます。
 
実篤公園
記念館横のトンネルをくぐると、そこにはなんと公園が!
鴨や鯉がいる池、竹やぶなど庭園が広がっています。
実篤の銅像もありますよ!
奥には実篤が住んでいた邸宅がありますが、現在耐震強度が満たないため内部の公開はしていません。
 
 
写真左:実篤の銅像
写真右:実篤が住んでいた邸宅
 



-----------→探訪後記
学芸員さんによると、学生さんや2、30代のカップル(夫婦)など若い来館者が増えているそうです。そしてここ数年、実篤の本(「友情」など)が増刷されてるとか。私もそうですが、実篤のことを知ってる!と思って行っても、90年もの生涯をたった数時間で知ることはできませんネ。今度はお弁当を持って、じっくり行ってみます!
     
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