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多摩市

museum/多摩武蔵野から行くミュージアムガイド
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「東京都埋蔵文化財センター」
〒206-0033 東京都多摩市落合一丁目14番2
TEL:042(373)5296

ホームページ:URL

開館時間:
9:30〜17:00
(11月から3月は遺跡庭園「縄文の村」のみ午後4時30分まで)

休館日:
年末年始(12月29日〜1月3日)
展示替えによる臨時休館(3月7日〜3月11日)

入館料:無料

東京都埋蔵文化財センター
 
縄文時代から近世まで、発掘・調査・発表する
 
「縄文人が住んでいた多摩丘陵にある施設」

稲城、多摩、町田、八王子といった広範囲を占める、多摩ニュータウン。現在は住宅街となっているこの地域は、もともと多摩丘陵と呼ばれ、「多摩ニュータウン遺跡群」という縄文時代の遺跡が多く発見された場所でもあります。この地にある東京都埋蔵文化財センターはこの遺跡をはじめ、都内各所で発掘、調査を行い、遺物を公開しています。
 

なりたち
東京都埋蔵文化財センターは考古遺跡などの調査・研究、発掘調査を行う拠点として、また、多摩ニュータウン遺跡群の遺物を収集する施設として、昭和60年に建設されました。施設では、毎年変わる企画展示、最近の活動のようすを紹介しています。併設された施設「縄文の村」では、発掘調査で発見された縄文時代の住居が復元され、当時生えていたと思われる植物を植えた森が再生されています。

 
企画展示室
毎年3月に変わる企画展示は、収蔵されている縄文時代の土器、石器などを、テーマを変えて紹介しています。
縄文時代は、授業で習う歴史の入口。
分かりやすく見せることで、歴史に親しみを感じることができます。
発見されたときは割れている土器も割れ目をつないで形を整え、当時着ていたであろう衣服を実際園内に生えているカラムシなどの植物を編んで作り、炭化した形で発掘されたオニグルミなどの実で作ったクッキーのようなものなど、実際の縄文人の生活を今に伝えます。
     
 
多摩ニュータウンがある多摩丘陵は山地だったため、狩猟や採集の生活だった縄文時代には、人も多く住んでいたようで、多摩ニュータウン遺跡群は964ヶ所を数えます。
しかし、弥生時代から多摩ニュータウン開発が始まるほんの40年ほど前まで、あまり人は住んでいなかった、とはびっくりですね。
 
体験コーナー
 
タイマ、カラムシといった植物から、縄は作られます
「縄文」の名の通り、縄で粘土に模様を付けることができます
   
 
縄文人が食べていた木の実をすりつぶす体験ができます
割れて発掘された土器を、パズルのようにひとつの形にします
   
 
速報展示コーナー
多摩ニュータウン遺跡群の発掘調査は2005年で終わりました。
現在、東京都埋蔵文化財センターの活動は、千代田区、新宿区など都心部での発掘調査へと移行しています。
その地域で発掘されるのは江戸時代の遺跡で、当時の武家屋敷の跡からは、当時使われていた日用雑貨や食器が数多く発掘されます。
江戸といえば火事とケンカ、といわれるほどですが、火事があるたび屋敷を壊して埋めていったようで、地層のように遺物が時代ごとに埋まっているそうです。
   
 

←これは何だと思いますか?
現在日本テレビがある港区汐留地区で発見された、木製の水道管なんです!
水はけがあまりよくない場所からは、こういったものもきちんと形が残って発掘されるそうです。
     
 
ビデオ鑑賞コーナー
発掘に関する本、遺跡についての報告書をはじめ、ビデオで遺跡や発掘調査について知ることができます。
 
体験学習
一年を通じて、多くの体験学習を行うことができます。
「土器作り」は、実際に土をこね、縄でデザインをした縄文土器を制作します。1ヶ月ほど乾燥したのち、「縄文の村」で焼きます。
「編布(あんぎん)教室」では、園内に植えているカラムシなどの植物を手でよったりしながら縄をこしらえ、編み機のようなものを使って布を作り上げます。
「火起こし」は、子供向けのプログラムで、野外で実際火を起こす体験をします。
その他、貝の中心部にうまく穴を開けて腕輪を作る「貝輪作り教室」、イヤリングやピアスのような耳飾りを作る「耳飾り作り教室」など、縄文人が行っていたであろう“ものづくり”を実際に体験することができます。
また、講演会や縄文食の体験会などを行っています。
   
土器作り 土器焼き
編布(あんぎん)教室 火起こし
 
遺跡庭園「縄文の村」
 
施設に隣接する遺跡庭園「縄文の村」は、もともと「多摩ニュータウン57号遺跡」でした。いまは縄文時代前期、中期の復元住居および敷石住居の3棟が建っています。
石を敷き詰めた住居跡もあり、どのような間取りだったのか、どうやって生活していたのかなど、いまだに解明しきれていない古代のロマンを想像することができます。
展示にもあったカラムシなども植えられ、縄文時代の多摩丘陵の片鱗を感じられるだけでなく、体験学習の材料としても使われています。

 



-----------→探訪後記
多摩ニュータウンの地域は、遺跡群を調査し終わったいま、一部遺跡を残してほとんどが住宅街になっているそうです。
時代によって人間の生活する場所が変わるのは仕方がないことですが、縄文時代、縄文人の生活が家の近くにあったなんて!
そして江戸時代を発掘するなんて!
おのずと古代のロマンや日本の歴史に興味を持ってしまう、そんな場所でした。
     
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