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立川市

museum/多摩武蔵野から行くミュージアムガイド
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「国立(くにたち)音楽大学楽器学資料館」

〒190-8520 
東京都立川市柏町5-5-1 
国立音楽大学 4号館5階
TEL:042-535-9574

ホームページ: http://www.gs.kunitachi.ac.jp/

開館時間: 9:30〜16:30 (大学開講期間の水曜のみ)

開館日はこちらでご確認下さい
休館日: 月〜火、木〜日曜日、祝日
入館料: 無料

国立音楽大学楽器学資料館
 
日本でも数少ない、楽器ばかりをあつめた資料館
 
「ピアノ、打楽器、管楽器、弦楽器・・・音楽は世界共通」

西武拝島線あるいは多摩都市モノレール「玉川上水」駅から徒歩8分、国立音楽大学のキャンパス内にある国立音楽大学楽器学資料館。大学の中ですが、この資料館は毎週水曜にのみ一般公開されています。世界各国から集められた楽器は、見たことがない形や聞いたことのない音を奏で、私たちの五感を刺激します。
 
なりたち
昭和41年に、ルネッサンス・バロック音楽の演奏研究のために必要な楽器を購入したことが、この資料館のもととなっています。ルネッサンス・バロック時代といえば、まだピアノはなかった頃です。それから日本の能や雅楽などに用いられる楽器や、弦、管、鍵盤楽器などその他多くの楽器が、地域や年代に偏りなく世界各国から収集されて、現在の資料館の形となっています。
 
受付&資料コーナー
国立音楽大学の4号館、エレベータで5階に上ると「楽器学資料館」があります。エレベータ前のロッカーに荷物を入れ、ドアを開けると素敵な音色が迎えてくれます。「ドアハープ」と呼ばれるもので、ドアを開閉するとドアに付いているツメがひっかかり音が鳴ります。
入ってすぐある資料コーナーは、資料館独自で調査・作成された資料を見ることが出来ます。楽器学という学問の存在を知るきっかけになりますよ。
受付を済ませて、さあ楽器の旅行に出掛けましょう。
 
 
展示室(ヨーロッパの楽器)
ピアノをはじめ、現在私たちが見聞きしている楽器は、ヨーロッパのものが多いようです。ピアノは300年ほど前に作られた楽器です。それ以前に使われていた「チェンバロ」、「クラヴィコード」、「スピネット」といった鍵盤楽器が、展示室には常時50台以上も並べられています。常設の試奏用楽器だけでなく、週替わりでクラヴィコード、アップライトピアノ、スクウェアピアノなどを弾くこともできるのは、貴重なことですね。見ための形、装飾、音色が作られた時代や国によって異なり、どれも魅力的です。すべてではないですが、それぞれの鍵盤楽器についての説明資料をもらうことができます。
鍵盤楽器にはアコーディオンやオルガンもありますね。パイプオルガンは、仕組みが分かる模型が設置され、空気を送り込む管が異なると違った音色が鳴るというパイプオルガン独自の演奏法が、目の前で見ることができます。
鍵盤楽器以外のヨーロッパの楽器は、壁や可動棚に展示されています。チューバやオーボエ、クラリネットのもととなっている古楽器、地域性を感じるバグパイプ、カウベルなどを見ることができます。
ギターやヴァイオリンといった弦楽器もあります。弦をはじくもの、弓でこするものといった分類で並んでいます。
電子楽器、自動演奏楽器(オルゴールのようなもの)など、普段見かけることのない不思議な楽器もありますよ!
これらの楽器を見ていて「どんな音?」と思った人には、壁にあるMDで音を試聴することができます。
 
 
展示室(分類別展示)
ヨーロッパだけでなく、世界各国から集められた楽器が分類別に並んでいます。
たとえば弦楽器。先ほど書いたギター、ヴァイオリンが頭に浮かびます。中国の胡弓、モンゴルの馬頭琴のように弓で弾く楽器、日本の三味線、沖縄の三線はバチで弾きます。南アメリカのチャランゴという楽器は、胴の部分にアルマジロの甲羅が使われています!琵琶のように、棹と胴が一体化したもの、ハープや琴も弦楽器ですね。素材、形、音、それぞれの地域に合わせて作られていることが特徴のようです。
 
太鼓のたぐい、と言っても、打楽器は「こんなにあるの!?」と驚くくらいです。膜が張られているもの、その膜が片面か両面か、両面でも片方しか叩かないのか両方叩くのか、などなど分けていくと細かくなるそうです。手で叩くような樽のような形の太鼓、ティンパニ、でんでん太鼓、拍子木、雅楽に使われる楽太鼓、タンバリン、木琴・・・こちらも本当に数多くの楽器が並んでいます。
 
試奏コーナー
一部の楽器は、実際に試奏することができます。
琴、三味線といった日本の楽器、海外のリコーダー、笛、木製の打楽器などです。見るだけでなく、実際自分の手で触れて音を出し、その音色を楽しむと楽器の仕組みも分かり、演奏の楽しみや面白さが広がりますね。
 
館内説明&公開講座
受付で希望をすると、ガイド・スタッフの方と一緒に館内を回りながら、楽器について細やかな説明を受けることが出来ます。一人で見るだけよりも、具体的にどこの国のものだとか、どういう音が出るのかなど、質問に答えてくださるのでタメになりますよ。
そして、夏休みに子ども向けに楽器を紹介する講座、レクチャーコンサートなど、楽器に親しむことができる講座が随時開かれています。
 
その他
大学内の購買で、楽器をモチーフにしたハガキが売られています。
入口にサンプルで飾られていますので、お土産にいかがですか?
 



-----------→探訪後記
弦楽器の胴部分「この柄なんですか?」と質問したら、「は虫類」とのこと。別のところでは植物を使っているような楽器もありました。人々の生活に密着している楽器は、素材も身近なもので作られているんですね。この資料館では、楽器の名前は知ってても見たことがないもの、形や名前さえ知らない異国の楽器など、たくさん並ぶ楽器にそれぞれびっくり。どうやって演奏するのかしら?これ吹いて(弾いて/叩いて)みたい!と、にわか演奏家の気分になっちゃいました。

 

     
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