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小平市

museum/多摩武蔵野から行くミュージアムガイド
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「GAS MUSEUM
    がす資料館」

〒187-0001東京都小平市大沼町
2-590
TEL:042-342-1715

ホームページ:
http://www.gasmuseum.jp/

開館時間:
10:00〜17:00 ※入館は16:00まで

休館日:
月曜日、年末年始

入館料:無料

ガス資料館
 
身近にあるガスについて、歴史、器具などで深く知ることができる賞
 
「明治期から現代まで、親しまれるガスの生活を歴史的に知る」

明治5年、横浜に初めてガス灯が点ってから、約130年。ガスは今なお、人々の生活には欠かせないものの一つとなっています。 最初は明かりとして使われていたガスも、熱としての利用で普及しています。
がす資料館では、歴史を追いながらガスのある生活、風俗を紹介しています。
 
なりたち
もともと東京ガスの厚生施設だったこの地。
昭和42年、ガス関連の古い資料を保存するため、本郷にあった営業所の建物を移設・復元したのがはじまりです。
がす資料館には2つの建物がありますが、「ガス灯館」は、一番古く確認された、大正初期の図面を元に復元した建物です。
そして昭和52年、千住にあったガスの工場を移設する前に調査し、再現した建物が「くらし館」です。
どちらも関東大震災、第二次世界大戦をくぐりぬけた貴重なレンガづくりの建築物です。
 
写真左: ガス灯館
写真右: くらし館
 
ガス灯館
ガス灯館の1階では、明治期に始まったガスの黎明期をパネルやアニメーションで紹介しています。
 
日本のガスは、横浜の実業家である高島嘉右衛門とフランスの技術者であるアンリ・プレグランによって、明治5年に横浜で使われ始めました。 その2年後、明治7年に東京の浜松町(金杉橋)〜京橋にガス灯が設置され、夜の町に明かりが点りました。 当時イルミネーションの代わりに「花ガス」(写真左下)が用いられたり、建物にガスのランプ(写真中央と右)があったり、と明かりとしてガスは使われていました。
 
2階に上ると、ガス灯のある町などを描いた錦絵などの収蔵品を展示するスペースがあります。
年に4回の企画展では、テーマに合わせ収蔵品を選び、紹介しています。
また、1階のモニターでは人気の高い収蔵作品を検索して見ることができ、ここでしか見られない面白い画像も見られます。
 
くらし館
千住にあった工場を移設した建物、というだけあって、硬質の磁器タイルを使うなど、他では見られない建築素材が用いられたくらし館。
ガス灯館と異なり、入ると明るい開放感を感じるつくりが特徴です。
 
ここでは主に、ガスを使った器具の歴史を紹介。
ガス灯館は「明かり」としてのガス利用を紹介していましたが、時代とともに変化していくガスの利用、特にガスが「熱」として利用されていく過程を、くらし館では紹介しています。
 
大隈重信邸にあったものと同型といわれているイギリス製の鉄で作られたガスレンジをはじめ、日本で初めて作られたガス器具である「ガス釜」(かまどの代わりにお釜を載せてガスの熱でご飯を炊く仕組み)などを展示しています。
 
浴室、ガスの熱で冷やす冷蔵庫(!)や今でも人気が高いというガス炊飯器など、身近なガス器具が並び、なつかしい気持ちになりますよ。 時代とともに移り変わっていく器具ですが、ガスがいつも身近であることに気づかせてくれます。
 
写真左: 再現-公団住宅の風呂 
写真中央: 再現-北里柴三郎邸の風呂
写真右: ガス器具
 
庭&ハーブガーデン
ガス灯館、くらし館などの建物の中心部には、庭園とハーブガーデンがあります。
庭園には、いろいろな場所で使われていたガス灯が置かれ、主に夜、明かりが点っています。
 

ハーブガーデンは、文字通りハーブが植わっており、スケッチに訪れる人もあるそうです。
 
 

おまけ
受付では、オリジナルグッズの販売も充実、所蔵作品の錦絵によるポストカードや缶バッジなどが売られています。 事前予約をすれば、ギャラリートークも開催。「花ガス」を間近で見ることができますよ。
ちなみに受付の建物の壁にはめこまれたレリーフは、戦後、ガス管を復旧作業する様子が表現されています。

 



-----------→探訪後記
実は、行くまで「ガス資料館って何があるんだろう?」と思っていました。
しかし、ガスが日本で普及した歴史を知ると同時に、ガスにまつわる器具、ガス管、版画、広告など、ガスに関係したさまざまなものを見ることが出来ました。
身近だからこそ気づかない、気づかないからこそ知ってよかった、と勉強になった気がします。
     
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