歴代の代表の栄光から、現代表のものまで揃う
文京区本郷にある金花商店会のメインストリート、通称“サッカー通り”に日本サッカーの中枢であるJFAハウスがあります。その1階、B1、B2の3フロアに設けられているのが「日本サッカーミュージアム」。2002FIFAワールドカップや日本サッカーの歴史を次世代の人々へ伝え、サッカー文化を普及させるため2003年12月22日にオープンしました。 |
1F アッパースタンド
1階の無料ゾーンは、スタジアム上部席の意味を持つ“アッパーグラウンド”と名づけられています。入り口を入り、まず目に付くのが「世界の壁」です。長い日本代表の歴史の中で、今後も語り継がれていくであろうゴールが決まったコースを選手の写真とデータで紹介されています。横には日本代表が新たに獲得したトロフィーやメダルなどを展示。タペストリー、サインボールも飾られています。奥へ進んでいくと、大型映像装置メガビジョンを備えた「ヴァーチャルスタジアム」が。 |
試合前、記念に交換するタペストリー |

2007年W杯に出場したU-20とU-17のサイン入りタペストリー |

現行のものから懐かしいものまで。サイン入りボール |
ゴールが模られている「世界の壁」。記憶に残るゴールの位置と決めた選手が記されています
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日本代表が最近獲得したトロフィーなどが展示されています |

無料で持って帰ることができるチラシも豊富に置かれています |

J1、J2全31チームのユニフォームやグッズを展示 |
B1 ロゥアースタンド
1階同様無料スペースとなっています。ここでは日本サッカー界に大きく貢献した先駆者たちの軌跡を観覧できる「日本サッカー殿堂」のほか、Jリーグの各チームのディスプレイブースや、好きなクラブのデータなどを見ることができるマガジンラックがあります。またブースの上にはTVが設置されていて、Jリーグが開催される日にはスカパー!のJリーグ中継をライブで見ることが可能。さらに手で選手を操作しながら遊ぶサッカーゲーム「フーズボール」もあり、休憩スペースとして利用できます。 |

勝利の象徴とされる月桂樹がプレートの縁に使われているJリーグ杯 |

2002年W杯期間中、日本代表メンバーも遊んだというフーズボール |
ショップ
館内に設けられたショップ「FLAGS TOWN」。代表の商品を日本一豊富に扱っています。ユニフォームはもちろん、ジャージやパンツ、タオルマフラーなど応援には欠かせないグッズを多数用意。ここでしか買えない、代表選手が着用しているワッペン付きジャージも販売しています。
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ユニフォームの種類も豊富に揃います |
B2 ピッチ
有料エリアとなるB2。まず目に付くのが中央で円陣を組んだ代表選手たち。1人分のスペースが空いており、一緒に円陣を組むことが可能です。周りは2002年日韓ワールドカップのパネルや映像、各国のユニフォームなどを展示して紹介。そのほか、日本代表の歴史としてメキシコ五輪で銅メダルを獲得した当時のものから、2006年ドイツワールドカップのものまで揃う歴代のユニフォーム。これまでに獲得してきたトロフィーや盾。サッカー関係の偉人、有名人のサインが並んだ壁などバラエティに富んだものも。そして、W杯の優勝国にのみ渡されているというワールドカップのレプリカ。2002年のW杯での功績が称えられて特例で日本にも贈られました。 |
2002年日韓W杯出場国全32カ国のユニフォームを展示 |
日本代表イレブンが試合前に組み、士気を高める円陣も再現 |
日本サッカー史に語り継がれるメキシコ五輪での銅メダル |

壁にはサッカーに関わる著名人のサインが書かれています |
前日本代表監督イビチャ・オシム監督のサインも |
ソファーに座りトロフィーを眺めることができます |