東京に点在する美術館、博物館、工芸館ほか、文化や自然科学、芸術を観たり、学んだりできるスポットを
実際に訪問取材して、ご紹介するコーナーです。

東京のミュージアムガイド
東京のミュージアムガイド
多摩エリア 23区エリア 美術館 博物館・その他 公園・庭園

 

江戸東京博物館
EDO-TOKYO MUSEUM

TEL:03-3626-9974

江戸東京博物館

スポットデータ
SPOT DATA

名称 江戸東京博物館
住所 〒 130-0015
東京都墨田区横網1丁目4番1号
TEL 03-3626-9974
FAX -
開館時間 9:30〜17:30
土曜は9:30〜19:30
入園料 一般600円 65歳以上300円
大学生(専修・各種含む)480円
高校生・中学生(都外)300円
都内在学または在住の中学生・小学生・未就学児童無料
休館日 月曜(祝日、振替休日が休館日に当たる場合は開館、翌日休館・大相撲東京場所開催中は開館)、年末年始(12月28日〜1月1日)
公式HP http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
その他  

取材協力:江戸東京博物館
 
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江戸から東京へ。時代の移り変わりを感じられる展示が充実

細かな部分まで再現された模型は見もの!

両国国技館の隣にある博物館で、館内には江戸時代から戦後に至るまでの「江戸・東京」に関連した模型や資料が展示されています。日本橋や長屋などの実物大模型のほか、体験コーナー、動く模型など楽しみながら学べる展示物が多いのが特徴です。5・6階で行う常設展のほか、1階では特別展が行われています。


なりたち

江戸東京博物館は“未来の東京を考える博物館”として、1993(平成5)年3月28日に開館しました。「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」から成る常設展示室では、江戸時代から第二次世界大戦直後にかけての「江戸・東京」の人々の暮らしについて学ぶことができます。ここでは浮世絵や絵巻など約2500点や、大型の復元模型約50点などを見ることが可能です。



日本橋から5階の展示室を眺めることもできます

日本橋

常設展示室への入口は6階にありますが、チケット販売は1・3階の2ヶ所で行っています。まずはチケットを購入し、6階へ移動しましょう。常設展示室に入ると最初に目に入るのが「日本橋」です。この橋は、徳川家康が江戸幕府を開いた1603年に架けられました。実際の橋の大きさは長さ約51m(28間)、幅約8m(4間2尺)。ここでは、立替えの記録や絵画などを元に、北側半分(14間)を復元しています。


寛永の町人地

日本橋を下った場所にあるのが江戸時代初期にあたる寛永年間(1624〜1629年)の、日本橋付近の町の様子を1/30スケールで再現した模型です。この展示からは“新しい城下町を作る”という活気が伝わってきます。また、周りに置かれている双眼鏡を使えば、細かい部分まで見ることも。


賑やかな町の様子を再現


長屋の外観

棟割長屋

6階から5階へ降りると、江戸時代の庶民の暮らしが分かる展示コーナーです。ここでは、実物大の「長屋」などがあります。長屋とは細長い建物を数戸に区切り借家としたもので、主に江戸町人が住んでいました。ここには最も一般的だった、「九尺二間の裏長屋」という間口約2.7m(9尺)、奥行約3.9m(2間)の大きさの家があります。家の中は、人形を使って当時の人々の様子を再現しました。


ぼてふり(天秤に商品を乗せて物を売る行商)の家の出産の様子

指物師の仕事の様子


両国橋の様子

両国橋西詰

江戸時代の文化、商業などについて展示しているコーナーには、「両国橋西詰」の賑わいを表す模型の展示がありました。ここでは、花火見物で盛り上がる街の様子を表現しています。軒に連なる見世物小屋や茶店などは、花火見物に合わせて臨時で設けられたもの。


屋形船「高尾丸」

水菓子売り


助六の舞台

芝居と遊里

このコーナーにあるのが四代目鶴屋南北の代表作「東海道四谷怪談」の動く模型です。壁や提灯から幽霊が出てくるなど、さまざまな仕掛けを見られます。人形の動きをじっくり見ていると“タネ”が分かるかもしれません。なお、動く模型は毎時00分、15分、30分、45分に動き出します。

また、この展示の横には、歌舞伎や江戸遊里「吉原」に関する展示物があります。

東海道四谷怪談

歌舞伎の仕掛け

中村座

展示コーナーのほぼ中央に、19世紀初期にあった芝居小屋「中村座」の原寸大の復元模型があります。中村座とは幕府公認の劇場のひとつです。屋根の中央には、その証である「櫓」が掲げられています。模型の前では、土日祝のみ1日2回寄席などが行われるそうです。

なお、ここまでが「江戸ゾーン」となっています。

看板がかけられ華やかな雰囲気の中村座


文明開化の時代に建てられた「朝野新聞社」

朝野新聞社

東京ゾーンの入口には「朝野新聞社」の実寸模型があります。成島柳北が社長として始めたこの新聞社は、1874(明治7)年に「朝野新聞」を創刊しました。明治政府を批判し、自由民権運動が高まったころには“民権派”の新聞として人気が高かったといいます。この建物は銀座煉瓦街の中心、現在の銀座4丁目交差点辺りにありました。


文明開化東京

先に進むと、明治時代初期の東京の様子を表したコーナーとなっています。当時の日本は“脱亜入欧”をキャッチコピーとして掲げ、欧米の文化を積極的に取り入れていました。ここにはJ・コンドル氏が設計をした「鹿鳴館」、「ニコライ堂」のほか、「銀座煉瓦街」の模型があります。これらは1時間に3回、ストーリーに沿って模型が動き出す仕組みです。


ニコライ堂※毎時03分、23分、43分に模型が動きます

鹿鳴館※毎時00分、20分、40分に模型の一部が動きます

鹿鳴館は床下に展示されているので、中を覗き込むことも可能

銀座煉瓦街の様子

この喧嘩の理由は、毎時06分、26分、46分に分かります


盛り場浅草のシンボル「凌雲閣」

凌雲閣(浅草12階)

1890(明治23)年に落成した「凌雲閣」は、12階建てだったことから“浅草12階”という愛称で人々に親しまれました。建物の1階は演芸場、2階以上は世界各国の物産の店や、風景画を集めた美術陳列場です。また、11・12階は望遠鏡を備えた展望台となっており、館内には日本初のエレベーターも設置されていました。1923(大正12)年の関東大震災で倒壊するまで、浅草のシンボルとして広く知れ渡っていたといいます。

また、この付近には「関東大震災」の被害を伝える展示もあります。

電気館

1903(明治36)年に日本初の映画封切館として誕生した建物です。この界隈は、活動写真小屋が多かったことで知られていますが、この電気館が先駆け的な存在となっています。


電気館周辺の賑わいは戦後まで続きました


外から見た庶民の家の様子

下町の庶民の住宅&和洋折衷住宅

ここでは工場労働者が多く住んでいた中央区月島の四軒長屋の一部をモデルに、昭和初期の庶民の暮らしぶりを再現しています。わずか二間に平均5〜6人の家族が住んでいましたが、台所横の二畳間をダイニング、奥の六畳間をリビングとして使い分けていました。

また、庶民の家の横には「和洋折衷住宅」があります。ここにある住宅は1937年(昭和12)に大熊喜英の設計によって改築された住宅の一部を移築・復元したものです。室内には、当時の流行だった「山小屋風」のデザインを取り入れる一方で、襖で仕切られた畳の間もあります。

家具や小物など細かい部分も再現

当時はかまどを使ってご飯を炊いていました

和洋折衷住宅はとても華やかな雰囲気

A型フォード(円タク)も展示されています

空襲と都民

ここでは東京大空襲に関する資料が多数展示されています。戦時下の生活の様子を表す住居の復元や、折れ曲がった鉄骨など戦争の恐さを物語る資料も多いです。

また、このコーナーには日本がアメリカ本土を攻撃するために使った「風船爆弾」が展示されています。和紙をこんにゃく糊で張り合わせた簡素な造りですが、9300個のうち300個はアメリカ本土に到着し山火事などの被害をもたらしました。

戦時下の住宅

折れ曲がった鉄骨が戦争の悲惨さを物語る

風船爆弾


新宿通りの露天

よみがえる東京

戦後の復興を遂げる東京の様子を表した展示ゾーンです。ここは新宿の「ヤミ市」などの様子を模型で再現をしています。


新宿のヤミ市の様子

夜のヤミ市で食事をする人たち

体験型の展示

江戸ゾーンから東京ゾーンにかけて体験型展示が多数あります。そのなかで最も大きなものが、昭和初期の住宅を再現した「体験コーナー」です。ここでは靴を脱いで住宅に上がり、昔ながらの日本の暮らしを体感することができます。


実際に中に入ることができる「体験コーナー」

肥桶を持ち上げることができます

ダルマ自転車にも試乗可能


1階にあるミュージアムショップの様子

その他の施設

以上の展示コーナーのほかに、館内にはレストランやミュージアムショップが多数あります。また、7階には図書室、1階には映像ホール、地下1階には映像ライブラリーなどがあり、江戸時代から戦後までを中心とした資料が充実しています。


5階展示室内でもお土産を買えます

オリジナルのお菓子などを販売しています

映像ライブラリー

図書室の様子

映像ホール

最も印象的だった展示は「寛永の町人地」。
細かい部分まできちんと作られているので、ぜひ双眼鏡を使って覗いてみてくださいね!
午前中は団体も多いようなので、ゆっくり見学をしたい方は15:00以降が狙い目です。

Writer by 廣瀬 瞳

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